5月12日は、「箕輪町安全安心の日」です。

5月12日は、「箕輪町安全安心の日」です。

毎年、この時期に「安全安心の日の集い」を開催しています。

行政と地域住民がセーフコミュニティについて考える絶好の機会と捉えています。

今年は、17日に開催。

例年は、ワークショップ型の研修などをしてきましたが、再認証後のスタートということもあり、本年度は2部構成の講演会としました。

講演会の様子を報告します。

町のSCの今後のあり方、地域防災を考える良い機会になりました。

(約170人が参加)

最初に、日本最初のセーフコミュニティ推進都市の京都府亀岡市自治防災課の松永恵里子さんの講演がありました。

本年度3回目の認証となる亀岡市でも、認証後、活動が停滞し中だるみになったこと、新たな課題を発見して対策委員主体の活動にしていくことで新たなアイデアが出たり取り組みが活発になること、などの苦労話が話されました。

また、行政職員の異動が大きく影響することの指摘がありました。

報告では、セーフコミュニティの取り組みにより、交通事故の負傷者数が54.0%減少したこと、刑法犯の犯罪認知件数が62.3%減少、自殺者数も58.8%減少したとのことです。

また、最近の取り組みとしてドライブレコーダーを活用した防犯見守り体制の構築やコンビニネットワークの結成など、検討すべき参考事例の紹介がありました。

さすがに、ベテランの松永さんのお話には説得力がありました。

(松永恵里子さん)

次に、「長野県の地震災害に地域がどう備えるか -熊本地震から学ぶ地域防災の取り組み」と題して、自然地理学が専門の信州大学教育学部教授の廣内大助教授の講演をいただきました。

熊本地震の被害状況、断層のお話し、避難所の運営状況などが話されました。

また、長野県民は皆安全な地域と思っているが、断層帯も多く地震の確立の高さが指摘されました。

特に、避難所の運営などの課題として、発災時に役場職員が駆けつけてくれてなんでもしてくれるというのは幻想、自治組織=ネットワークが機能しないと絶対に対応できないとして、住民自治組織の役割の大きさが大事と。また、県内外の防災マップの作成事例の紹介がありました。

長野県の地震災害に地域がどう備えるか (まとめ)

○何が起こるのかを知ろう

 (地震発生確率や揺れ(地震動)、被害想定、活断層の位置、浸水、土砂災害などの予測を知る。)

 →ただし過信してはいけない 最低限の目安、柔軟な対応を

○活断層地震による地表変位には、地域社会全体での長期的対応を

○自然災害(地震・水害など)を我々人類がこれを食い止めることは無理

○災害発生後の対策ばかりでなく、事前に準備(予防)すること 

  →HUG・防災マップやDIGで備える

○避難所は自分たちのこととして、自主運営が必要(役所は助けにこない)

○そのために、普段から様々な活動をして、いざというときにしっかり動ける仕組み、体制を整えておくことが大切

(熊本地震は、災害は来ないという意識、準備不足が大きく影響したとのことです。)

(箕輪町周辺の活断層の紹介もありました)

セーフコミュニティ国際認証の再認証の取得から早いもので1年を経過しました。

再認証は、各対策委員会を中心に周到な準備をしてくれたこと、5年間の活動を振り返り一つの区切りとともに新たな5年間のスタートとして大きな意義のあるものでした。

これからの取り組みですが、組織体制の見直しをしてできるだけ動きやすい組織に変えていくつもりです。

各施策も、全町展開するもの、各地区が実情に応じて取り組む方が効果が上がるものなどを整理して進めていきます。また、特に、本年度から防犯灯の増設や夜光タスキの着用推進運動などに取り組みます。


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by ja0hle | 2018-05-20 08:23 | 中京箕輪会 | Comments(0)
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