長野県神城断層地震の記録DVD「白馬のキセキ」
先日、私の地元福与区鹿垣常会(24戸)で長野県神城断層地震の記録DVD「白馬のキセキ」の視聴会がありました。
公民館には、お年寄りから子どもまで大勢詰め掛けました。
40人以上いました。ビックリ。
福与SC(セーフコミュニティ)が、先週の地震総合防災訓練に続き、地域の防災意識を高めようとDVD視聴会を開いたもの。町の社会福祉協議会の協力もいただき、大変充実した会になりました。
ところで、
●「白馬のキセキ」とは。
2014年、震度5強の強い揺れに見舞われ白馬村で40棟以上の家屋が全半壊しながら、住民による迅速な安否確認と救助活動が功を奏し、死者をゼロに抑えた。これは、これまで地域で築き上げた強い連帯感、地域の絆のたまものといえ、各地で巨大地震への備えが進められる中、「白馬のキセキ」から減災へのヒントが。
会では、DVDを見た後に、地域の困りごとの話し合いが行われました。
防災面から、暮らしの安全、交通安全へと話が及びました。
・タンスのある部屋では寝ないこと、地震で倒壊しても太陽パネルには触らないこと。
・ふるさと農道から生活道路に入ってくる通勤のクルマに対する安全策を考えて。
・今のような状況では、怖くて歩けない。
・スピードの抑制、グリーンベルト。別に歩道を作ったら。
・みのちゃんバスは使いずらい。
・車の運転ができなくなれば、通院、買い物が大変になる。
・一人暮らしの方など支援をしたい気持ちがある。
・買い物へ誘ってもお返しなどあると、却って誘いにくくなる。ルール化は。
・長期に不在になるときは、隣近所に知らせて。
・地区全体が土砂災害の危険がある。
・防災訓練も、避難をすることより、常会の中で安否確認をすることが大事。
・子どもたちに常に声かけをしてくれてありがたい。
・公助もあるが、自助、共助が大事。
町に対する課題も様々いただきました。
お金もかかるし。
地域の連帯感を感じました。
(すぐには出来ない⁉ 無理ですか❓)
サロンを実施している鹿垣公民館。
最近、イスも完備されました。
社協のお話では、常会単位でみんなが集まって地域のことを考えることは初めてとか。
福与SCは、区単位の協議会を設立、精力的な取組が行われています。
特に、自主防災については、局所的豪雨災害が当町でも起きていることからもみんなで情報共有が求められています。
神城断層地震の経過を見ると、「地域の絆」を再発見することが出来ます。
社協から説明をいただきました。
各常会の生活情報などがマップに記載されています。
今後の活用に期待です。