上伊那広域連合、伊那食品工業㈱とシティプロモーション協議会との懇談会
シティプロモーション自治体連絡会議が開かれる。
2015-06-06 17:11:37
テーマ:できごと
5日、上伊那広域連合、伊那食品工業㈱とシティプロモーション協議会との懇談会が伊那市のかんてんパパガーデンで開かれました。
シティプロモーション等連絡協議会は、地域におけるシティプロモーションの取り組みを推進するため、自治体、民間、大学などで組織した協議会です。
現在、全国14自治体で組織していますが、上伊那広域連合も加入しています。
埼玉県戸田市の神保市長が会長を務めています。
本日の会議には、副会長の静岡県込山小山町長もお見えになりました。
本日は、短時間でありましたが、全体会議で懇談会と、塚越寛伊那食品工業㈱会長の講演がありました。
懇談会では、関係市町のほか、産業能率大学、時事通信、IT企業社長、JTBなどからもお話を伺うことができました。
他の自治体が発信力強化に力を入れていることに感心しました。
わが町も、追いつけ、追い越せ。
懇談会で、印象に残ったお話しとしては、
○全国の自治体が必死になってシティプロモーションを進めている。馬力が必要だ。
何を売り出したいのか、そのポイントは何か。見極めが大事。
プロの力を借りる必要がある。
○面白いばかりでもダメ。自分たちが伝えたいことを見つけること。
ツイッターなど受動的メディアが多くなった。
○役所のコンテンツは面白くない。
○地域資源をどう見つけるか。よそ者、若者、ばか者の目が必要。
ストロングポイントは、何か。
○インバウンドでも、都会からの誘客でも、地域の良さを感じてもらうこと。
外国人に合わせる必要はない。
塚越会長の講演は、ご自分の経験に基づくお話しで説得力がありました。
○会社は、利益を上げるために働くのではなく、みんなが幸せになるためだ。
○美しいことが大切。
見苦しいものは取り除く。
古くて人工的なのもが一番ダメ。
○いい関係ができても、大企業や役所は、担当が変わると元へ戻ってしまう。
○ファンをつくること。
尊敬されるようにならねば。
○役所は、性悪説に立っている。余計なチェックをしたり、結局お金もかかる。
○いい形で次世代にバトンを渡したい。目的や理念を変えてはいけない。
戦略、戦術は時代によって変わっていくもの。
私は、やや自虐的に、当町は今まで移住定住対策はやってこなかった。
良い政策をすれば結果はついてくると思ってきた。
でも、それだけでは通用しない面が出てきた、ということを申し上げました。