長野県上伊那地方事務所が開催した新規就農促進会議
新規就農促進!?
2014-05-21 22:08:54
テーマ:農業
久しぶりに固い話題です(^^ゞ
今日は長野県上伊那地方事務所が開催した、新規就農促進会議に出席してきました。
年2回開催され、県の政策の説明や上伊那8市町村の取り組み状況をそれぞれ発表します。
「日本一就農しやすい長野県」のスローガンや「農業で夢をかなえる支援事業」など聞こえはいいんですが、上伊那8市町村ですらかなり取り組みに温度差を感じます。
上伊那地域は市町村とJAが連携してインターン研修制度というのがあり、国が青年就農制度を始める前から新規就農者の支援を行ってきています。資金だけでなく技術面の指導も充実しています。
ですが指導する技術者が絶対足りない!!
JAの上層部はは充実しているというけど、現場の技術員の話しとは全く違う。
もっと言えば私は時間を見ては農家さんを訪問してお話しを聞きますが、圧倒的に言われるのが「技術員が回ってきてくれない!」なんです。
新規就農者の確保と同時に技術員や地域のベテラン農業者の力を貸してもらわないとどうにもなりません。里親制度もあり技術の継承が重要だと思います。
さらに言うと市町村の取り組みの質が問われています。
4月の法律の改正で、国は農業政策を都道府県・市町村に投げ出しました。
もっと言えば国は金を出すから市町村でなんとかしな!的だと私は思っています。
この法改正で市町村に認可権限が与えられるのですが、農業経営している方が、素人の行政職員に経営指導されたいと思う方がいるんでしょうか・・・?
さて、こういう会議で私は必ず発言するようにしています。
質問もあれば意見もします。
今日の会議での意見では雨上がりの晴れやかな気分になれるものではありませんでしたが、国や県に頼ってないで、箕輪町としてどう考えどう取り組むのか、早急に考えないとならないと感じたところです。
ほんとは上伊那地域で考えたいんだけど