設立キックオフイベント開催
長野県薬草振興ネットワーク設立キックオフイベントが開催されました。
〇日 時: 令和6年3月7日(木曜日)
〇場 所: 長野県 松本合同庁舎
〇概 要:
信州は「薬草王国」としての地位を誇っていましたが、その後に生産量は減少し、中国産に取って代わられてしまいました。
1988年頃は、薬草の栽培戸数は5629戸、栽培面積は757ヘクタールと、いずれも全国の約20%を長野県が占めていました。
しかし、ほとんどの薬草で乾燥が必要だったり、農薬が使用しにくくなり、雑草防除に手間がかかったりすることから、減産してしまいました。
カミツレ(カモミール)、シャクヤク、ヤーコン、ツルナなどが、現在は栽培されており、栽培面積は18ヘクタールで、国内全体の0・7%にまで落ち込んでいます。
現在は、長野県箕輪町で商品開発を行う養命酒製造(本社 東京、製造工場は、長野県駒ケ根市)や、木曽の製薬会社、生薬メーカー3社が需要のある薬草の品目や、長野県に適した栽培条件などについての説明会がありました。