箕輪町でも、樹種転換の手法が検討されています

安曇野市明科 松枯れ被害 樹種転換から4年が立ちました。 
2016-05-19 06:00:07NEW !
テーマ:できごと
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松くい虫による被害が一部地域を除き県下全体に広がりを見せています。
箕輪町も被害の最先端地域のひとつです。

中信地区の安曇野市明科押野山も猛烈な被害地区です。
ここ安曇野市は、県下でもいち早く、伐倒処理をしつつも、多角的被害対策に取り組んだ地域です。ヘリによる薬剤散布、伐倒処理をする箇所、樹種転換(更新伐)する地域、個別の松を樹間注入により守っていくなど、様々な手法で松くい虫を退治していきます。

そんな中で、明科地区は、県下でもいち早く樹種転換を取り入れた地域です。
久しぶりに現地を見てきました。

山の下は、それぞれ集落があります。
右から左へ犀川が流れていきます。
株は、伐採したところです。
伐採した箇所ですが、4年が立ち広葉樹が成長しています。
更新伐個所から2キロほど北部です。遠くの松林は軒並み枯れています。

私どもの箕輪町でも、樹種転換の手法が検討されています。
平地林、里山は個人所有林ですので、皆さんのご意見をいただきながら進めていくことになります。他の先進地などを検討の上、意見集約をしていくことになります。

(参考)

樹種転換事業を拡大へ 中信地方で急増する松くい虫被害
                                (2015年10月30日 中日新聞)

 中信地方の松くい虫被害が急激に拡大している。県松本地方事務所(松本市)によると、本年度のアカマツ被害は初めて二万立方メー トルを超え、過去最大量になる見通し。被害拡大のスピードに対策が追いつかない中、安曇野、松本両市は、被害林のアカマツを伐採してナラやクリ、クヌギな どの広葉樹林に換える樹種転換事業に取り組み、一定の成果を上げており、さらに実施エリアの拡大を目指す方針だ。
 同地方事務所の丸山勝規林務課長によると、中信地域で被害が確認されたのは二〇〇〇年度。しばらくは数百立方メートルで推移したが、〇七年度に約千八百立方メートルに増加し、一二年に一万立方メートルを突破。
 一三年度は約一万九千立方メートルに急増し、一四年度は二万立方メートルに迫った。本年度も増加傾向で、このままだと二万立方メートルを超える見通しだ。被害の四分の三は安曇野、松本両市という。
 この間、県や関係市町村は、ヘリコプターによる薬剤の空中散布や伐倒駆除に努めてきたが、被害の増加に歯止めがかからない。被害が著しい「激害地」が拡 大する中で、抜本的な対策として浮上したのが山林の樹種転換だ。マツタケ山など他樹種への転換が困難な森林は除外された。
 安曇野市は、激害地だった同市明科の押野山(約百五十ヘクタール)で、一二年度から樹種転換事業を続けている。国と県の補助金(事業費の70%)を活用。市が事業主体になり、残る30%を負担した。被害林を抱える山林所有者の負担がないのが、同事業推進の原動力になった。
 対象地域に設けた里山整備実施委員会(事務局・市耕地林務課)が山林所有者と協定を結び、伐採木の販売や売却益の活用など実務を取り仕切った。市はアカマツ伐採などについて山林所有者の同意を取り付け、同委と伐採木売却益の30%を市へ納入するなどの協定を結んだ。
 良質な伐採木は木材加工業者に、加工に適さないものはバイオマス発電業者などに、それぞれ売却するシステム。同市耕地林務課の丸山浩課長補佐は「これま では伐倒駆除などでお金は出ていくだけだったが、樹種転換事業では収入もあり将来の里山整備にも使える」と一定の成果に胸を張る。これまでに約百十ヘク タールの樹種転換が済み、一七年度には完了する見通しという。
 一方、松本市でも岡田地区の三カ所と会田地区で計百数十ヘクタールの樹種転換事業を進めている。事業主体は地元の協議会だが、国、県の補助に市独自の上乗せ補助をするのは安曇野市と同じだ。特に会田地区では激害地が広いため、事業成果が期待されている。
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by ja0hle | 2016-05-19 20:18 | 中京箕輪会 | Comments(0)
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