伊那食品工業がかんてんぱぱ祭
更新:2014-6-8 6:00
伊那市西春近の伊那食品工業(井上修社長)は7日、同社敷地内で「かんてんぱぱ祭」を開いた。寒天製品のところてんやあんみつを無料で振る舞ったほか、緑豊かなかんてんぱぱガーデン内に食べ物の屋台を出店。芝生広場では踊りなども披露され、多くの家族連れでにぎわった。
地域住民に感謝の気持ちを込め、今回が12回目の開催。全国の支店勤務者や本社従業員など400人以上が企画運営し、来場者をもてなした。
ホールでは、寒天のおやつを作る料理番組の公開収録が行われ、おもちゃの手作り体験や松ぼっくりアートには多くの子どもたちが集まった。芝生広場では伊那西高校吹奏楽クラブによる演奏やタヒチアンダンスの発表、同社社員による太鼓演奏などが行われた。
ところてんやあんみつは一番人気で、同社製品の味を確かめようと、長い列ができた。駒ケ根市の40代の夫婦は「ここのところてんはのど越しが違う。社員の思いが伝わり、一層おいしく感じます」と話していた。